【本音レビュー】ケミストリーヘアアイロンは最強?絹女pro・マグネットヘアプロ・Nobbyと徹底比較

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ストレートアイロン比較記事(ケミストリー圧勝?!)

今回はストレートヘアアイロンについてです。

どのストレートヘアアイロンが良いのかかなり探しあぐねて、サロニア、Nobby、kinujo pro、マグネットヘアプロSと使用してきた中で、ようやく今回ケミストリーヘアアイロンに辿り着いたのでレビューします。

というのも、これまで使用してきたヘアアイロンはどれも一長一短で満足できず…。いわゆる完全にストレートアイロン難民状態。

この記事に辿り着かれたということは、あなたも

✅️どのストレートアイロンがベストなのか
✅️ケミストリーのヘアアイロンは実際どうなのか
✅️絹女ProやマグネットヘアプロやNobbyと比較してどうなのか

気になっておられるのではと思います。

なかなか実際に購入して比較している記事も少ないので参考になれば幸いです。

各ヘアアイロンの本音レビュー

大前提として、使用者の髪質や髪型等で使用感は大きく変わりますので、あくまで参考としてください。

私は前髪が目にかかるくらいの長さのメンズです。髪質は少し軟毛寄り、毛量は少し多め、癖毛は特に前髪は意図せぬ方向にくるっとうねってしまったり、はねてしまったり…といった感じです。使用用途は主に前髪のストレートです。

一切忖度なく辛口本音ベースで、これまで使用してきたヘアアイロンを順番にレビューしていきます。

サロニア ストレートアイロン 24mm

サロニア ストレートヘアアイロン

サロニアはもう学生時代からかなり使ってきていますが、これはコスパはやはりとても優秀だと思います。後述しますが、個人的にはマグネットヘアプロや絹女Proよりもヘアスタイルの完成度を上げやすいです。

というのも、これは所謂脱水系のヘアアイロンで、髪の水分をちゃんと飛ばしてまっすぐにしてくれるのでスタイルのキープ力も優れるということと、何よりもアイロンのヘッドの形状も薄くて前髪の根本から入れやすくスタイリングのしやすい所がかなり貢献してくれています。

ただ美髪効果やさらなる仕上がりの質感を求めるとなると、この機種では流石に難しいです。

Nobby by TESCOM NIS3001(現:nis500a)とNobby NBS501

Nobby ヘアアイロン

メンズに大人気のこちら。どちらも似た使用感でしたので、まとめてレビューします。これらはまず脱水力が高い。サロニアよりも恐らく高いかと思います。そのうえでプレートが上記のサロニアよりも長さが短いので、前髪をまとめて伸ばそうとするとプレートからはみ出てジリジリみたいな音がしちゃいました。どっちかというと、細かいスタイリング向きといった形で毛束を細かく掴んで伸ばしていくイメージになるかと思います。あとは細かくカールを作ったりハネさせたりといった用途ですね。結構技量がいるというか、手数少なく簡単にナチュラルに伸ばすのは難しいというような印象を持ちました。脱水力も高いので下手に使うといかにもアイロン当てました!みたいな仕上がりになっちゃうので慣れは必要でしょうね。自分はここまでの脱水力は無くていい(髪ダメージを抑えたい&美髪効果が欲しい)のと、細かいスタイリングを沢山するという訳でもないのでちょっと使用用途に合っていないと感じました。

絹女Pro(Kinujo Pro)

絹女Pro

さて、昨今湿熱アイロンとして有名な絹女。ラディアントが業務用で、一般向けとして展開されている絹女から絹女Proというモデルが出ました。これは唯一メンズでも使用しやすいサイズ感になっていて、非常に定評のある絹女を是非試してみたいと思い、購入しました。

結論としては、、思うように伸びない。。というのも、ずっと脱水系のサロニアを使用してきたので、そのノリで使うと伸びはやはり劣ります。最近ちょっとコツが分かってきたのは、結構圧を強めに挟んで少しゆっくり当てる(180度) or 200度でサロニアの時と同様に当てるで、狙いに近いスタイリングが実現できるのかなぁという感じです。

でもやはりシルクプレートということだけあって、髪の質感はすごいいい感じです。ナチュラルだけどツヤもあっていかにもアイロン当てましたぁ!みたいないやらしさが無い。その点はとても良く、髪にも優しい点は流石心惹かれました。

ただ脱水系アイロン程の持続力や綺麗に整え込む力はなく、200度まで上げるとその力は出てきますが、髪への熱ダメージがちょっと怖くて日常使いとしては少し悩ましいという感じでした。(そこまで癖が強くない方はいいのかもしれません。)

あと、たしかに一応メンズでも使用しやすいサイズ感ではあるのですが、意外と結構ゴツくて使いにくさがあります。。スタイリングのしやすさの観点でも個人的に減点でした。

ホリスティックキュア マグネットヘアプロ ストレートアイロンS

マグネットヘアプロ ストレートアイロンS

続いて購入したのがこちら。絹女Proのようなヘアケア性能も重視したいけど、もうちょい脱水力あったらいいな…で買いました。こちらはキュアクリスタルプレートによるテラヘルツ波でキューティクルを傷めず艶髪にするというもの。このテラヘルツ波は髪内部の癖の原因になっている水分を飛ばすことができる優れモノらしいです。なのに乾燥パサツキの原因になる水分は飛ばさない。ということで、程よい脱水力と保湿力を兼ね備えたハイブリッドではないか!ということで、グリップが付いていてさらに伸ばしやすいSの方を選択。これがヘアアイロン探しの終着点になる予定でした。

実際使ってみた所、なるほど。たしかに絹女Proよりは脱水力ある。艶髪でサラサラになる。持続力もある。けどなんか使いにくくて思うようなヘアセットにならない。。このラウンドヘッドの形状はカールの作りやすさという所では効果を発揮するのだと思うのですが、ナチュラルストレートを前髪に施そうと思った時に意外と結構難しい、、という印象を受けました。いつものノリでやるとカールがかかりすぎる。使用者の腕次第だとは思うのですが、ラウンドヘッドの形状は意外とゴツくて前髪の根本から伸ばしやすいかと言われると果たしてどうだろう。。という感じでした。本体自体は小ぶりなんですけどね。マグネットヘアプロもNobbyも細かいスタイリングを可能にする側面がある一方で、施術者の器用さが恐らく求められますね。ただ女性の方だと結構前髪もカールで内巻きにされたりすると思うのでそういう用途ならサイドコームも付いているし良いのかもしれないです。自分はなんかいい感じの仕上がりになかなかできなかったです。下手くそなんでしょう。

あといくつか不満点があります。プレートの間(持ち手側の方)に隙間がありました。これは個体差かもしれません。隙間があるというのはちらちら他にもレビューを見かけました。

あともう一つは、このヘッドの部分(写真右の赤枠部分)。プレートが始まるまでのこの部分が個人的に結構ストレスでした。というのも自分の使い方が特殊なのかもしれませんが、前髪のサイド部分の毛流れを作る際にこの部分で垂直に挟んでカールを作っているので、ここが空いているのは非常に使いにくいのです。この点からも個人的な減点でした。

施術後の髪質的にはやはりシルクプレートの絹女には劣るが、テラヘルツ波の効果もあって脱水力は絹女よりあってサラサラにはなる。でも形状的にヘアセットがちょっと難しかった。総じて質感として納得できるような仕上がりにはならず…といった感じで、個人的には微妙だったなぁ…というのが正直なところでした。

ケミストリー(CHEMISTRY)

ケミストリー ストレートヘアアイロン

さて、そんな中見つけたのがケミストリー。

正直情報やレビューがあまり多くなく絶賛されている動画なども、ほんまか…??と怪しく思いながら見てました。でもまぁスペック的にはこれまで試してきたアイロンをワンチャン超えうる内容だったので、僅かな期待を胸にケミストリーに手を伸ばしたわけです…。

ではまずスペックの説明から行きます、、

こちらまずなんとシルクプレート ✕ テラヘルツ加工

はい、この時点で絹女にマグネットヘアプロを融合したような感じです。先述しましたが、テラヘルツ波の効果の一つに髪を中から温める効果というのがあり、これが癖毛の原因になっている余分な水分を蒸発させているということらしいです。空気中の水分や毛髪表面の水分を分解して結合水として髪に馴染むことで潤いを与え保湿しつつも、内部から癖毛の原因となる水分を蒸発させて水素結合を強固に整えストレートに持っていく。なので多少温度を下げても同等のアイロン効果があるらしいです。これは素晴らしい。絹女だとこの癖毛の原因となっている水分の蒸発が弱いので、しっかり伸びにくかったわけですが、これをカバーできる可能性がある。それでいて髪に必要な潤いは結合水として髪に浸透させながら、さらには水素爆発を起こさず髪を優しくしっとり仕上げるあのシルクプレートを搭載。。

もし本当にこのスペック通りなら使用感もちょっと期待したくなります。結構色々レビューなども見ましたが、悪い評判があまりない。レビューしている人がまだそんなに多くないというのもあるのですが。もうこれは試すしかない…ということで買いました。

結論。はい最強。。

まじで一発通した段階で声出ました。これ本当にやばい。ヌメっとした感覚というのがよく分かりました。

絹女とも比べ物にならないです。アイロンを通した時の感覚が抜群に良いです。

しっかり髪内部に熱が伝わっていながらも、まさに湿熱といった形で表面は艷やかに仕上がります。

アイロンを通した後の髪の質感も余裕で絹女超え。髪質改善と呼びたくなるほど…

艷やかだけどベタつきのような類のテカリなどもなく、さらさらで柔らかい髪になります。この質感ダントツです。

しかも何がいいって、形。ヘッドがサロニア以上に薄くて前髪の根本から当てやすいめちゃくちゃいいです。

伸ばす力、持続力、仕上がりのサラ艶ふわ感、スタイリングのしやすさ、全て絹女Proに勝っていました..。

ちょっと良すぎて嬉しいです。ニヤニヤしちゃう。

これ多分初めてのアイロンがケミストリーだったらここまでの仰々しい感動は無かったでしょうね。今まで色々なアイロンを彷徨ってそれぞれに不満を抱いて悶々と過ごしてきたストレートアイロン難民だったからこそ、この出会いが嬉しくて嬉しくて……(大袈裟ですいません…白目)

あと、マグネットヘアプロで触れたヘッドとプレートが始まるまでの距離も殆どない為毛流れ作りもしやすい。完璧です。

YouTubeでニッサンTVという美容師さんのチャンネルがあるのですが、そこでアドストとラディアントの良いところ取りをしたようなアイロンという表現を見ました。

アドストは使用したことがないので分かりませんが、まさに私が今まで使用してきたアイロンの全て良いところを集めて作り上げた最強の一本という感じです。

サロニアよりもさらに使いやすくアドストのような形状、マグネットヘアプロのテラヘルツ波、絹女やラディアントのシルクプレート。もう完璧です。

しかもなんと海外対応60~220℃まで10度刻みで設定可能温度ロック機能あり90分で自動電源OFF機能あり

電源入れてからの温度上昇も絹女Proと同じくらい速い。

もう欠点らしい欠点が見つからない。抜け目なし。強すぎ。

あとは耐久力ですかね。これから使用して様子を確かめたいと思います。

ただ注意点として、アドストなどの脱水力の強いアイロンじゃないと思うようなストレートにならない本当に強い癖毛の人もいるとは思うので、そういう人は向かないかもしれないです。そういう人はそもそも絹女もマグネットヘアプロも向かないはずです。(自分も絹女が伸びが悪かったため保水系のアイロンが向かないタイプの人間なのかもしれないと思いアドストも考えていましたが、テラヘルツ波のマグネットヘアプロを使った時に結構伸びて持続力もあったので、それならテラヘルツ加工のケミストリーでもいけるかもしれないとなったという経緯です。実際いけました。美髪効果とヘアケア観点においてはケミストリーは現状最高の選択肢になると思うので、この辺りはご自身の髪質と相談して選ぶといいでしょう。)

画像で一挙に比較

Nobbyは既に手放しちゃったので画像比較ができないのですが、4機種を並べるとこんな感じです。

ストレートヘアアイロン比較

左からサロニア、ケミストリー、絹女Pro、マグネットヘアプロSになります。どうでしょうか。形状的にもケミストリーの秀逸さが伝わるでしょうか。こうして見るとやはり絹女Proもマグネットヘアプロもヘッドの形状結構ゴツいんですよね。。サロニアは十分使いやすい形状ですが、ケミストリーはさらに無駄を削ぎ落としたような形状になっていて、全体的な形状はたしかにアドストっぽさがあります。

ストレートヘアアイロン比較

プレートの横幅的にはそんなに変わらないです。個人的にデザインはケミストリー、絹女Proが好みですね。

ヘアビューロン、ReFa、Dyson、アドスト、ラディアントと比較したらどうなの??

という方は、以下のニッサンTVという美容師さんのYouTubeで実際に比較されていますので、是非ご参考にどうぞ。

ヘアビューロン 7D Plus
ReFa Straight PRO
Dyson Corrale との比較動画↓

アドスト
ラディアント との比較動画↓

ちょうど今回私が実際に使用して比較したアイロンとどれも被っていないので、これで比較検討の資料としてはかなり網羅的になったのではないでしょうか。

まとめ

まさに、全てが揃ったケミストリー、ほんとにストレートアイロン難民だったので良かったです。助かりました…。

間違いなく推せる一品です。おすすめです。

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