オーディオは沼です。でもお金は有限です。
もしあなたがお金を沢山持っていて、大金をオーディオに注ぎ込めるのであれば、この記事は読む必要ないです。
今回は、
- コスパ最強のオーディオ環境を構築したい
- 機材をできるだけミニマルにしつつ、音質に妥協したくない
- PCオーディオとかポタアンとかに興味がある
こんな人におすすめの記事です。
ではいきましょう。
~前提~
冒頭にも触れたように、オーディオは沼です。
しかしお金も時間も有限なので、この記事では沼に一つのゴールとも言える最適解をミニマリストの観点で示したいと思います。
私は情報を追うという意味では、もう既にオーディオの沼にかなり浸かってしまっているのですが、逆にその沼の中から見える一つの答えをここに記しておきます。
参考になれば幸いです。
1️⃣ ヘッドホンかスピーカーか?
結論から言うと、ミニマルに楽しむならヘッドホン一択です。
なぜそう言えるのか説明していきます。
まず何の制約もなく本格的にオーディオを楽しめるなら、スピーカーの方が良いと思います。
プロの楽曲制作は、基本的にスタジオのモニタースピーカーを聴きながら行われるからです。
しかし、ここで大きな問題があります。
あなたの家は、「スピーカーで音を鳴らしても大丈夫な環境か??」という問題です。
アパートやマンションなどで隣人に迷惑がかかる環境なのかという大きな問題があります。
日本人の多く(42.4%)がアパートなどの集合住宅に住んでいるとされています。(総務省統計局の「平成30年住宅・土地統計調査」)
そうした環境では、スピーカーでそもそも鳴らせない環境であることの方が多いでしょう。
また、仮に一軒家だとしても、スピーカーは空間の作り方で音が大きく変わります。
壁とスピーカーの距離や壁の材質など、こだわりだすと本当にキリがないです。。
それは、、限界がある。。
そういうことを踏まえると、「どんな環境でも、同じ音で、最高の音を楽しめる」オーディオ、つまり、ヘッドホンで音楽を楽しむ在り方を追求していく方がコスパ的にも理にかなっているということになります。
ヘッドホンは「Tago stadio T3-01」一択
ではヘッドホンはどれを選べばいいか。
これはもう簡単です。「Tago stadio T3-01」一択です。
この結論に至った理由を示します。
1.「原音忠実」=制作者が意図した音を正確に鳴らせる
この「Tago stadio T3-01」は、モニターヘッドホンと言われるもので、まさにスタジオで楽曲制作する際にエンジニアがモニターする用に創られたものです。
数多あるモニターヘッドホンの中でも、これはスピーカーで聴いた時とヘッドホンで聴いた時の差が殆どないようにとことんこだわって創られていて、まさにスピーカーで聴ける環境がない人にとっては、理想的な設計がなされています。
制作者が意図した音を忠実に聴けるというのは、料理で言うと、プロが作った完成品をそのまま堪能できるということで、そこに勝手に変な味付けをして絶妙なバランスを壊すようなことはしないということです。
しかし、世のヘッドホンの多くは分かりやすく味付けされたリスニングヘッドホンが多く売られています。ドンシャリで低音がよく出て、高音がシャリシャリ鳴る音が一聴した印象としては高音質に聴こえます。
しかしそのようなチューニングをしてしまうと、ボーカルが埋もれてしまいますし、バランスが崩れます。
もしも仮にそうした音で聴きたいなら、ヘッドホンではなくて、アプリのEQで弄る方が良いと個人的には思います。
このヘッドホンを選ぶ意味は、「制作者が意図する音を知る」ということにあります。
基準となる音を知ることは、今後自分の好みの音の傾向を知る上でも重要です。
2. ヘッドホン制作者の強いこだわり
このヘッドホンは日本製で、群馬県高崎市のプロ専用レコーディングスタジオ「TAGO STUDIO TAKASAKI」の運営責任者兼、作曲家・音楽プロデューサーでもある多胡邦夫さんが制作したヘッドホンです。
モニターヘッドホンはモニターする用のヘッドホンでリスリングには適さないみたいな風潮に違和感を覚えていて、制作者が意図した音で制作者自身が感じる感動をそのまま聴けるようにしたいという多胡さんの強いこだわりがあって、何度も試行錯誤の上、創られています。
このT3-01の制作秘話が本当に面白いので、是非読んでみてください。
海外メーカーのものが多い中、日本製でこんなに素晴らしいヘッドホンがあることは本当に誇らしいです。
私も色々情報を追って調べた結果、こんなに強いこだわりを持って丁寧に創られた、制作者の本気を感じさせるヘッドホンは他にないと感じ、もう買うならこれ一択だなと思わせられるヘッドホンです。
3. 圧倒的レビューの高さ
TwitterやYouTube等で調べても、圧倒的なレビューの高さが伺えます。
my new……T3-01。楓の木目がヘッドホンごとに異なる1点物。楽器の音がよく聴こえて高音も低音も美しくてめちゃくちゃ最高です! pic.twitter.com/8wMDz984mY
— マスティ (@masty_cafe) September 7, 2022
T3-01が無事に届きました。
— 武@わらび座「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アキタ」 (@tadekawat) July 23, 2022
eイヤホンで試聴して惚れて購入♪
早速今使っています!最高です🤩
今まで気付かなかった音が
当たり前のように聴こえます😆
愛用確定。
大好き。 pic.twitter.com/eJC5tjb5Xp
最近では有名なアーティストの方にも認知されるようになり、使用しているアーティストさんも増えてきているようです。(福山雅治さんも愛用しているよう↓)
もしスピーカーを鳴らせるなら…
お金を出せば幾らでも高みは目指せますが、ミニマリストの観点でおすすめするとしたら、IK MultimediaのiLoud Micro Monitor です。
まずスピーカーが小さくてミニマルで、どんな環境でも置きやすいという点が素晴らしく、しかも音質も素晴らしい。。
値段からは想像できない完成度なので、デスクトップ環境に気軽に設置することもできますし、個人的にはかなり気に入っています。
これもモニター用スピーカーでありながら、リスニングとして聴いても最高なので、原音に忠実でありながら楽しめるスピーカーです。
音楽だけでなく、NetflixやYouTubeなどもこれでとても臨場感のある音を楽しめます。
ただ少し無音時のホワイトノイズが少し気になります..。それさえ除けば、文句なしです。
また標準の電源ケーブルを、プロケーブルの「非メッキ メガネ電源ケーブル」に交換すると、簡単に音質向上します。より解像度が上がって、繊細な音に生まれ変わるのでおすすめです。
2️⃣ DACアンプが重要!!
さて、ヘッドホンが揃った所で、次に必要なのはDACアンプです。
これは簡単に言えば、音源のデジタル情報をアナログ情報に変換し、増幅する機能の部分です。
スマホやPCにも搭載されていますが、これは省電力設計や予算の関係で、コストカットされていることが多いです。
なので、外付けでDACアンプを接続することで、この変換部分の性能を向上させます。
そんなんで音変わんの…??
めっっっちゃ変わります。むしろ、これが命ってくらい大事です。
価格と用途別におすすめを、3つ挙げます。
①【予算2.5万 × ポータブル重視】 →USB-DAC「AK HC2」
本当にミニマルに行くなら、これ一択です。
スマホのUSBに刺すだけでOKです。価格もコスパ最強です。
t3-01制作者の多胡さんもt3-01との相性が非常に良いとツイートされていて、かなりおすすめできるDACです。
本日発売の「AK HC2 」購入してみました。これ音質バランス素晴しい!出張はスマホ、T3-01、AK HC2 があれば十分ですね。しかし、このサイズでこの音質凄いな。 pic.twitter.com/GgRp7VHQmz
— 多胡邦夫 (@TAGOOOOO) June 17, 2022
差込ブラグが4.4mmバランス接続のみなので、T3-01のケーブルも4.4mmのバランスケーブル(T3-01用)にしないと挿せません。
T3-01は4.4mmバランス接続で真価を発揮すると、多胡さんも仰っていて、
AJURIKA:交換といえば、T3-01はケーブル交換ができますよね。
ケーブル交換してバランス駆動にした時の音がまた良いんですよ!世界が変わりました!
通常のシングルエンド駆動でも広い音空間がさらに広がるんですよ。これは異次元だなあ!と。それ以来すっかりバランス駆動派です。
たまにシングルエンド駆動に戻すんですけど、あーもう戻れないなあ、って(笑)。
僕がこのことをツイートした時にも「バランス駆動で聴いたことない」っていう声が多かったので、これはぜひ聴いてみてほしいですね。多胡邦夫:僕もだいたいバランス駆動です。T3-01の開発中からバランス駆動は想定していたんですが、なにせ当時は「本当に売れるのか?」という不安もあったので(笑)、ある程度受け入れられたらすぐにバランスケーブルを出そうと思っていました。
【スペシャルインタビュー】アーティスト2人が語る「TAGO STUDIO T3-01」の魅力とは?【AJURIKA・多胡邦夫】
実際に私も3.5mmの標準ケーブルと比べてみましたが、4.4mmバランスケーブル(T3-01用)の方が音の分離感が増して良かったです。
②【予算13万 × デスクトップ用】 →ポータブルDACアンプ「Fiio Q7」
値段は少し張り10万円を超えてきますが、本格的な据え置きのDACアンプ機材をも凌駕する性能を持つ、FiioのフラグシップモデルのDACアンプです。
非常にコスパが高いと評判の、FiioのM17という約30万円するDAP(デジタル・オーディオプレイヤー)と同等の音質性能を誇ると言われています。
30万円でコスパ高い?!
オーディオは沼of沼の世界ですので…。笑(M17のすごさについてはこちらの動画を参照してみてください)
でもそんなレベルの音が10万そこらで手に入るというのは、これは革命的です。
Fiio Q7は、M17からプレイヤー機能(Android)を取って、DACアンプのみに特化させた製品の為、M17から値下げされています。
値下げといっても半額以下じゃん。。すごいな。。
それでもM17にしかないメリットもあるので、その辺りの詳しい比較は以下の記事でご覧ください。コスパは間違いないQ7ですが、予算に余裕があるなら私はM17を推したいです。
しかしこのFiio Q7も非常に評判が高く、原音を忠実に再現する性能の高さには圧倒されます。
詳しいレビューはこちらの記事にも書いています。
どこからどの音が鳴っているのか、非常に鮮明でクリアで、超リアルです。。
入出力も豊富です。
まず出力は、「T3-01」と「iloud micro monitor」両方接続できます。ヘッドホンが疲れたらスピーカーでみたいな使い方もできて、万能です。
入力では、USB(Type-C)だけでなく、Bluetoothにも対応しているので、スマホやPCから無線で飛ばすこともできます。勿論USBでの有線入力の方が圧倒的に高音質ですが、BluetoothもLDAC対応で有線かと間違えるほどに高音質です。
Fiio Q7は、DC電源モードというのがあり、バッテリーではなくDC給電で高出力で動かすことができます。この時の音質は本当にやばいです。音の分離感、パワフルさ、リアルさが底上げされます。
ポータブルなのに、据え置きみたいな仕様なのは、この製品の設計思想が「持ち運べる据え置き」という所にあることから来ています。
USBケーブルの見直しがおすすめ
で、このDC給電モードはUSB接続している時にしか発動しないのですが、音質をさらに拘る場合は、このFiioの付属のUSBケーブルを変えることも是非おすすめしたいです。
USBケーブルには、電源線と信号線が通っているのですが、これが通常は分離されておらず、信号線にノイズが乗ってしまいます。
そこで、この電源線と信号線をしっかり分離させて、オーディオ用にノイズ対策がされたUSBケーブルが、まだ世の中には少ないのですが、あります。
その中で最もおすすめなのは、「Brise Audio ACCURATE-USB」です。
これは本当にすごいです。ddHiFi TC09Sなど他にも電源線と信号線分離タイプのUSBケーブル持っていますが、段違いです。モヤがかっていた霧が晴れて、乗っていたノイズがスッとなくなります。オーディオあるあるですが、導入して初めて「あ、今までこんなにノイズ乗ってたんだ…」と気付きます。USBケーブルとしては少し値が張りますが、BriseAudioさんの拘りが詰まりに詰まった商品です。個人的にかなりおすすめです。
もう少し安価なものが良い方は、ddHiFi TC09Sもおすすめです。
電源周りの見直しもおすすめ
オーディオは電源が命と言われるくらい、電源をいかに綺麗にするかで音質が大きく変わります。
その中でも最高峰として有名なのが「hypsos」(約20万円)です。
流石にちょっと高い。。色々調べた中、iPowe EliteやAudio designのDCA-12VHCなども検討しましたが、最もコスパが高いと思われるのが、こちら。
PT140EI(約5万円)。なんと人によってはHypsosより良いという人もいるようです…!!価格差としては4分の1とかなのでこれは驚異的です。
以下の比較ツイートも非常に参考になります。
HYPSOSとの比較用にPT140EIを購入
— AKATA (@AKATA0001) March 7, 2024
想像してたよりかなり音がイイ!
PT140EIの方が解像度は高く力強さと繊細さも兼ね備えている
一方、HYPSOSは透明感のある音が全方位に広がる唯一無二のサウンド
写実主義のPT140EI
印象派のHYPSOS
みたいなイメージ。どちらも素晴らしい pic.twitter.com/DXrerish7B
注意点としては、個体によってブーっと音が鳴るものがあるようです。私は2台持っていますが、全然気にならないですが。
そして、このPT140EIに繋ぐ電源ケーブルのおすすめですが、
これが非常に良かったです。。
界隈で電源ケーブルとしてCP最強と謳われている(もう現在廃盤ですが‥)BELDENのPS9364とも実際に比較しましたが、私はAETのEVO1302Sの方が良かったです。音の分離感、ダイナミックさ、音楽らしさ、有機性でEVO1302Sに軍配が上がりました。
EVO1302Sの素晴らしさを他のケーブルと比較している素晴らしい記事も見つけましたので良かったらどうぞ。
3️⃣ PCオーディオかスマホか、それとも…、、
さて、プレイヤーの部分ですね。PCを使うのか、スマホを使うのか。
僕も最初はPCオーディオに拘っていました。しかし、どうしても超えられない壁があった。。
そうなの??
本格的に音質を目指すと、Windowsでは限界があるんですやっぱり(カーネルミキサー問題とか色々…)
本当に色々システム設定を見直したりしたのですが、スマホに繋いで聴いて比較して、落胆しました。
あ、全然スマホの方が良い音してるわ。って。。。
WindowsじゃなくてLinuxでしょっていうのは勿論分かるんですけど、普段遣いのPCはWindowsの方が圧倒的に便利なわけで、オーディオ用PCを用意するのはミニマルじゃなくて好きになれません。
たしかになぁ。。
この辺のPCオーディオの難しさは、この記事を見るとよく分かります。
AndroidスマホをDAP代わりに!
というわけで、スマホ、AndroidをDAP代わりに使用がコスパ高くおすすめです。
昔使っていたAndroidとかでもいいです。
そして、「USB Audio Player PRO」というアプリをダウンロードしましょう。
このプレイヤーすごいです…!!
1000円するんですが、Windowsでこういう類のアプリ、例えばaudirvanaなどを使おうとすると、1年に約1万円かかったりします(継続課金制です)
しかし、Androidなら「USB Audio Player PRO」でたった1000円の買い切り。
これを使うと、TidalやQobuzの高音質な音源を、USB経由でDACに『ビットパーフェクトで』高音質に再生できちゃいます。(この凄さ伝われ…)
ビットパーフェクト??なにそれ美味しいの?
一言でいうと、「デジタルデータを1ビットたりとも欠落せずに100%正確に転送すること」です。
これがAndroidは厄介で、SRC(Sampling Rate Converter)というものが邪魔して、ビットレートを自動的にダウンレートしてしまうお節介機能があるのです。。(Galaxyとかほんの一部のスマホはこれが回避できるらしい。あとはDAPに搭載されてるAndroid OSは各メーカーが回避するようにカスタムしてるらしい)
ですが、このアプリを使えば回避できちゃいます。
まじか、すげぇじゃん。。
TIdalやQobuzの純正アプリより音が良くて、流石にびっくりしちゃいました…。
これはコスパ最強です。本当に音がリアルに生まれ変わります。
具体的な設定方法等はこちらをご確認ください。
下手にWindowsでPCオーディオするより、こっちの方が圧倒的に簡単に幸せになれます。
(追記)DAPの存在意義
スマホからUSB出力で「Q7」や「AK HC2」で十分高音質で幸せな気分に浸れるのですが、いろいろ実験していると、繋げるスマホによって同じビットパーフェクトでも音質が変化することに気付きました。
どうやらこれはスマホ内部の回路や内部構造の設計によって、デジタル出力にノイズが乗ったりしてしまうからということのようです。
デジタルオーディオプレーヤー、いわゆるDAPという機器は、これを徹底的に対策して、デジタル出力の鮮度を如何にして高めるか練られて設計されています。ここに来て何故DAPに人気があるのかようやく理解しました…。(正直スマホで十分じゃんって思ってた…)
なるほど。。
音源の鮮度やノイズ対策は、機器の内部設計でかなり変わるんやね。。
オーディオ用に特化されたスマホとも言えるDAP、これにはどうしても敵わないわけです。
そう考えた時に、FiiO M17はやはり最強のDAPであると見方が変わりました。高いけど。
音の鮮度も良く、このDACアンプも据え置きレベル。同じ環境をPCオーディオで実現しようとすると、100万は超えるとレビューする人たちも。
入出力の方法も豊富で、これ一台あればもう困ることはないと言える程の万能さです。
Q7の良さはとにかくコスパの高さ(価格に対してクオリティが異常に高い所)にありますが、M17を実際に手にすると、最初からこっちで良かったなと思うくらい完成度が高く、いちいちスマホとUSB接続する手間もなくなるので、もしお金に余裕があるのであればM17でオーディオの沼を終わらせるのが一番おすすめです。これ以上行くとなるとホントにコスパとタイパが見合わなくなってくるので。。
4️⃣ 音源はハイレゾサブスク「Tidal」か「Qobuz」か「KKBOX」
さて次に音源をどうするか問題ですが、音源を買ってきてローカルで保存して再生が音質的にはベストなのでしょうけど、そんなことしていたらお金も手間も足りません。
このご時世に生まれた以上、サブスクを利用しない手はないと思っています。
その理由としては、お金や手間コストに縛られず、新たな音楽と出会う機会を確保できるということです。
例えれば、本屋で表紙しか見れない新品の本から数冊を財布と相談しながら選ぶのと、図書館で多少使用済みであっても何冊でも中身読み放題どちらがいいですか?っていう感じです。
音楽サブスクは色々出ていますが、高音質でとなると限られてきます。
現状では、「Tidal」か「Qobuz」か「KKBOX」の三択だと思います。
前者二つは日本では未だサービス展開されていないので、裏技を使わないといけませんが。。
音質だけで選ぶなら、Qobuzが良いと言われています。
TidalはMQAという高音質な音源圧縮形式の再生を売りにしていましたが、これについては賛否両論ありました。
技術がなかなかブラックボックスで、音源に悪さをしているという意見も多くあった中で、MQAの破綻のニュースが先日あり、現在はTIdalもMQAからFLACへ移行をしていっているようです。これは個人的に朗報でした。
海外のサービスですが、日本の曲もかなり多くあり、個人的にも気に入っています。
KKBOXは、台湾から契約しないとハイレゾロスレスが聴けないので、契約する際はVPNが必要です。
5️⃣ Wi-Fiルーター・ONUの電源も強化
ご自宅のWi-Fi機器の電源ですが、標準の電源プラグ、ACアダプタを使用されていると非常にノイズが乗ってしまいます。
そこでここでも再登場なのが、PT140EIです。
めちゃくちゃ変わります。本当に。PT140EIは1台で2台分給電できます。各機器の対応電圧等にはお気をつけください。
もっとお手頃価格で改善したいということでしたら、GaN電源に変えるのがおすすめです。
充電器によっても音が色々変わるようで、私が調べ尽くした結果では現状は下の「RAVPower RP-PC133」が最もノイズレスで音が良いようです。
費用対効果が高いので、是非お試しあれ。
6️⃣ パルシャットでノイズ対策
最近、巷で有名な「パルシャット(NRF-005T)」。スピーカーケーブルやヘッドホンケーブル、ブレーカー等にペタペタ貼ると、ノイズ対策ができるという優れもの。旭化成が開発した素材で、Twitter等でもその効果の凄さに多くのツイートが散見されます。
ブレーカー周りにパルシャットを貼り付けたらサラウンドシステムの音抜けが良くなったなぁ。ステレオシステムはノイズ対策してあるせいか、電ケーに巻き付けたら音がこもったので外した。まだ沢山あるので色々と試してみよう。
— ばちん@サラダチキン野郎 (@bachin5656) December 31, 2022
私もスピーカーケーブル、ヘッドホンケーブルの根本に二重で巻いて、ブレーカーにも程よく貼りました。(貼り過ぎは良くないという意見を見たので)
結論、モヤがかった感じが消えて、音抜けが良くなりました。
4mと結構沢山あるので、一度買ってみて、色々試してみるといいと面白いと思います。
ノイズ対策一つとっても色々あるんだなぁ。
まとめ
オーディオは沼。
沼だからこそ、一つのゴールの在り方を示したい。
ミニマリストの観点で、妥協なしに機材の選定をしました。
参考になれば幸いです。
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