オーディオを手軽に、高音質で楽しみたい…
そんな願いを叶えてくれる魔法のポータブルDACアンプ。
その中でも超人気の「Fiio Q7」と「iFi xDSD Gryphon」….(どっちがいいの~~)
今回は、
- 「Fiio Q7」と「iFi xDSD Gryphon」果たしてどちらが良いか…?
- 音質差はどうなの??
- 使い勝手はどうなの??
実際に両機種を持っている私が、以上のような内容をお届けします!
では行きましょう!
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結論
もう細かいことは、省きます。
結論から言うと、Fiio Q7やべぇぇ…です。
やべぇ…ってどうやべぇのさ(笑)
音質について
もう音の解像度、音場の広がり方、音の定位、どれを取っても完成度がめちゃくちゃ高いです…。。
どの位置から、どんな音が鳴っているのか、これが非常にリアルに掴める。。
Gryphonでは明らかに超えられない壁があります。
そんなに言い切っちゃう?!笑
Q7を聴いてから、Gryphonを聴き直すとGryphonの音は「味付けされたいい音」だったんだと分かります。ウォーム寄りっていうレビューをよく見ますが、ボーカルは太く厚く、しっとりした「ツヤのある」音です。ここ注意が必要で、この音というのは、ある種のエフェクトなのです…。
カラオケで言うと、エコーみたいな??
この場合エコーではないけど、そんなイメージです。
カラオケでもエコーかかっている方が、よく聴こえたりすることありますよね??
Gryphonでも同じ現象が起きてて、このGryphonならではのエフェクト・音作りが、曲にハマってとてもエモーショナルに聴こえたりします。。
なるほど…!それはそれでいいんじゃない?
音楽に正解はないので、このGryphonの音作りが好きな方はGryphonが買いでしょう。
しかし、このエフェクトが曲によっては、悪影響になっている場合もあるのです。。
特に、これがよく分かるのは、生のアカペラや歌ものの音源で聴き比べた時です。
Q7のリアルさが、ここで強烈に分かります。。
そうか、、生音で比較すると確かに分かりやすいかも。
※ただアコースティックな曲でも、ボーカルの音を弄ってたり、ちょっと癖のあるマイクで拾ってたりすることもあるので、そういう曲だと分かりづらいかも。おすすめのリファレンス曲は「安全地帯」の「反省」って曲です。
コブクロのオーディオマニアの黒田さん、小渕さんもGryphonとFiio Q7を試聴している動画がありますので、是非反応の違いに注目して見てみてください。
私はいつでも「より音源に忠実に、リアルに音を楽しみたい」というモットーの元で、機材の選定をしています。
なので、ヘッドホンもTAGO STUDIOのT3-01を選定しています。
そんな思想の元に、この「Fiio Q7」「iFi Gryphon」を聴き比べた時には、もう圧倒的に「Fiio Q7」なのです。
Q7の分解能の高さには何度も驚かされます…。本来鳴っている音をよりクリアに復元しているのが分かります。
また、そもそも論にはなりますが、iFi Gryphonには、XbassとかXspaceといった音色を変化させる機能があります。
一見便利そうな機能ですが、こういう機能が付いている時点で私からすると、原音をどこまで忠実に再現する気があるんだ??という気持ちになります。(設計思想から疑う…)
俺は職人が作ったうまい飯をそのまま味わいたいのに、こっちでふりかけ用意しときましたんで!!!って言われてるような気分です。
ふりかけかけたら、ふりかけの味やないか。。
そんなんいらんねん、余計な調味料もいらん、本物をそのまま深く味わいたいんや…。
携帯性について
これについては自明ですが、Gryphonの方が良いでしょう。
この小ささで、あの音質が出せるなら、これでも十分かもと思わせてくれるコンパクトさは、Gryphonを評価できる大きなポイントです。移動時に使う用で、できるだけ荷物を軽くしたいユーザーなんかには刺さるかもです。
一方Q7はでかいです。持ち運べる限界くらいの大きさです。
ですが、そもそもFiio Q7は、持ち運べる据え置きという立ち位置で開発されていたようで、そのように捉えると、もう本当にハイエンド据え置きレベルの音をこんなコンパクトに実現してしまっているという恐怖すらあります。
個人的な考えとしては、外ではノイズ・騒音は果てしなくあるので、身軽にカジュアルに音楽を楽しめる方向に振り切り(⇨TWSイヤホン)、屋内ではノイズ対策をして音楽を深く聴き込んで味わう方向で(⇨DACアンプにヘッドホンorスピーカー)という形で、用途によって使う道具をはっきり分けることで、それぞれの環境に合った楽しみ方がより深まると思っています。
まあ楽しみ方は人の数だけあればいいけど、環境によって最適な装備は変わってくるかもね
で、ここまで触れてきてませんでしたが、このQ7のDC電源モード。
やばいです。本当にやばい。というか、Q7はDC電源モードにしてからが本番です。
勿論バッテリーモードでもいいのですが、先程も触れたようにこれは持ち歩ける”据え置き”なのです。
しかも、持ち歩いている際は、Bluetoothモードで聴けます。このBTモードもLDACにも対応していて、音もとても良いです。。
どうもです。M17とかQ7などは、音質もパワフルな出力も数年前のDAPではありえないくらいですよね〜
— taxy (@olskooljam) May 15, 2023
あとFiiO で意外と良いのがBTモードの音で、無線と言われなければちょっと気付かないくらいです😅
その分野にも優秀な人材が配置されているのでしょうかね?
Bluetoothモードの完成度も高くて、ほんとに抜け目がないです。
ですが、DC電源モードはもっとやばい。
DC電源モードでの使用=据え置きとしての利用シーンを想定していない人の場合は、Gryphonの方がよいかもしれません。
さらに高音質にする方法…
Q7、Gryphonに限らずですが、ポータブルDACアンプをさらにレベルアップする方法があります…。
それはUSBケーブルです。
USBケーブルには、電源線と信号線が通っているのですが、これを分離したUSBケーブルというものが実はあります。これによって、ノイズを軽減し、音の解像度をかなり上げることができます。
うげー、まじか…。そんなのもあるのか。。
たしかに物理的に分離させると効果ありそうだ。。
まだ市場には多くない分野の商品なのですが、その中でも非常に品質が優れているものがこちら、Brise Audio ACCURATE-USBです。
これは本当にすごいです。ddHiFi TC09Sなど他にも電源線と信号線分離タイプのUSBケーブル持っていますが、段違いです。モヤがかっていた霧が晴れて、乗っていたノイズがスッとなくなります。オーディオあるあるですが、導入して初めて「あ、今までこんなにノイズ乗ってたんだ…」と気付くのです。USBケーブルとしては少し値が張りますが、BriseAudioさんの拘りが詰まりに詰まった商品です。個人的にかなりおすすめです。
USBケーブル太ッッって思ったけど、
ノイズ対策が徹底されているわけか…。すごい
(おまけ1)FiiO Q7にぴったりなケースの紹介
Q7は持ち運べる据え置きという点でその存在意義を放っているわけですが、お値段も馬鹿にならないし、持ち運んで傷でも付いたら。。って考えるのは自然ですよね。
そこで、色々ケースについても調べまくり、最適解を得たので紹介します。
サムソナイトのマルチポーチです。これがQ7にぴったりなのです。
スーツケースのように硬いハードケースでありながら、内側のケース内の仕切りが良い感じにクッションになっています。
サイズも本当にぴったりで個人的にかなり大満足しています。これ以上ないのでは?という出来。シンデレラフィット。おすすめです。
(おまけ2)GryphonとQ7を直列繋ぎしたらどうなる…?
Twitterで、Q7(或いはM17)とGryphonを繋げると音が良くなるみたいなツイートを見つけ、せっかく両者を持っていた私は、iFiの4.4mm to 4.4mmバランスケーブルを購入し実験してみました。
結論、却下。
これだったら、Q7単体、或いは、Gryphon単体で聴いた方が全然いいです。
ノイズも少しのり、音場も狭くなるので、わざわざこんな繋げ方をする必要はないです。
お金の無駄です。笑
まとめ
音楽をよりリアルに原音忠実に楽しみたいなら、Fiio Q7一択。
皆さんも最高の音楽ライフを!
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